取引する通貨ペアを決め、発注のタイミングを見定めたら、実際に発注することになりますが、その際には“取引金額を決める”必要があります。
FXはレバレッジを利かせることで大きな資金の取引を行うことが出来ますが、ハイリターンを望めば、その分ハイリスクを抱えることにもなってしまいます。
その為、予め自分で負うことの出来るリスクの大きさに応じて取引額を決めておく必要があります。
レバレッジ倍率とは証拠金に対する取引金額の割合を示したもので、レバレッジ倍率を高く設定することで、その分少ない証拠金で多額の取引を行うことが出来ます。
つまり、このレバレッジ倍率を調整することで“ハイリスク・ハイリターン”の取引から“ローリスク・ローリターン”の取引まで可能になります。
担保として取引業者に預ける証拠金ですが、この証拠金は主に「必要証拠金」「受入証拠金」「使用可能証拠金」などがあります。
この証拠金は、ポジションを維持するのに必要な最低限の証拠金になります。取引業者によって%(パーセント)で設定されている場合と、通貨単位ごとに設定されている場合があります。
各業者が提示している“最大レバレッジ”とは、この必要証拠金と取引額との割合のことを表しています。
この証拠金は、FX取引用の口座に入金されている口座残高をことを言います。
レバレッジ倍率を調節する際に対象となる証拠金になり、仮に取引している通貨ペアが1つであった場合、取引金額と同額の受入証拠金があれば、レバレッジ倍率は1倍になり、取引金額の1/50が口座残高として入金されていればレバレッジ倍率50倍ということになります。
この証拠金は、口座残高のうち現在保有しているポジションの必要証拠金を差し引いた余剰分の証拠金になります。
つまり、使用可能証拠金が多ければ多いほど、レバレッジ倍率が低くなり、その分リスクが少なくなります。
これらの証拠金は、各業者によって様々な呼ばれ方がされていますが、どの取引業者でも必要証拠金については明記されています
FXでは一時的に損失が出てしまう場合もありますが、損失によって必要証拠金を一定以上割り込んだ場合には、「ロスカット」の対象になってしまい、強制的に決済されてしまう可能性があります。
その為、そのことを念頭において取引額を決める必要があります。