FXの取引の殆どは通信による取引で、実在していない外国為替市場も多くあります。
世界三大外国為替市場にも数えられる東京の外国為替市場も実在はしていませんが、日本で取引されるFXでは、「取引所取引」と「非取引所取引」という2つの取引形態があります。
通常のFXでは、インターネットなどを利用して取引を行う為、取引所の存在が不要になりますが、日本では個人投資家の保護を目的に、現・財務省管轄の取引所として設立された「東京金融先物取引所」においてFXの取引が行われています。
この東京金融先物取引所は、1989年に設立され、金利先物等取引市場を開いてきましたが、FXを行う個人投資家の急増を背景に、「取引所為替証拠金取引(=くりっく365)」を2005年から開始しました。
一般的に、くりっく365による取引を「取引所取引」、くりっく365に参加しない取引を「非取引所取引」と言い、この2つの取引形態には、幾つかの相違点があります。
●売買価格 売買価格は外国為替市場の基準価格をもとに、各取引業者が独自に決めています。 くりっく365の場合は、参加業者が提示する価格の中で、投資家にとって最も有利になるように、買い価格は最も安い価格を、売り価格は最も高い価格を設定しています。
つまり、スプレットが最も小さくなる組み合わせの価格で取引が行えるということになります。
●スワップポイント インカムゲインとして直接収入に繋がるスワップポイントですが、一般的には、“買い”と“売り”ではスワップポイントに差があります。
これは、取引業者がスワップポイントに手数料を上乗せしている為で、プラスのポイントよりもマイナスのポイントの方が高く設定されています。
くりっく365では、このスワップポイントからの手数料を廃止し、同額で取引を行っています。これは、見えない手数料を加算せずに透明性のある価格設定を行っている為だと言えます。
●税金 FXの収益にも、通常の給与と同じように税金が課せられます。 一般的には、総合課税という方式によって、その他の所得と合算される為、合計の所得額によって税率が変わります。
くりっく365の場合は、申告分離課税の方式で一律20%という税率なので、総所得額の税率が20%を超えるような場合には、くりっく365の方が税金額を安く抑えることが出来ます。
●信用リスク 一般的な取引業者の場合、万が一取引業者が破綻した場合には、信託保全によってカバーされますが、信託保全のカバーでは資産を守るだけしかできず、全決済してしまうので取引までは守られません。
くりっく365の場合は、信託保全はもちろんですが、参加業者に取引を引き継ぐことも可能なので、資産だけでなく取引も守ることが出来ます。